今月の特集
2018.9「新しい中医学の勧め」
涼しく感じるようになりました。動物達を含め、体調管理が難しい季節になりました。
皆さん、体調管理には十分気をつけていきましょう。
さて、今回からまた新しい話題について話をして行きたいと思います。
2年前から中医学の中の鍼灸治療の勉強を始め、資格を取得し、1年前から実際に治療を院内でスタートしてきました。実際に鍼灸の治療を行いながら今後も勉強を続けて新しいことを吸収して行こうと決めました。
そして今回、鍼灸にプラスして漢方を動物たちに上手く使用できないかと思って勉強をスタートいたしました。漢方と言うとまず「苦い、不味い、飲みにくい」というイメージがあります。そのイメージを払拭できるのではないかと思って、今回「塗る漢方」という治療方法を勉強し始めました。
私自身も
「どのように使用するのか?」
「どんな病気の子に使用できるのか?」
「効果が得られるのか?」
などなどまだまだ勉強を始めたばかりでして、今後勉強してきたことを自分自身や愛犬にも試して効果を実感できるようにしていきたいと思います。
この1年間の鍼灸治療では実際に効果を実感してきていますので、「塗る漢方」についても効果の実感がご家族に感じて頂けるように勉強をしてご報告ができればと思っております。
西洋医学である獣医学をメインとして医療を進めながら異なる視点で中医学を用いて動物たちの病気の治療に貢献できればと思っております。