今月の特集
2015.10「体をつくる栄養について…その3」
蛋白質について…その2
蛋白質は体に吸収されるとアミノ酸に分解されます。動物には体内で合成することができないアミノ酸があり、それを「必須アミノ酸」と言います。その必須アミノ酸の種類や数は動物種で異なります。その必須アミノ酸を確実に体に取り入れることが健康の維持につながります。
動物に必要な必須アミノ酸は….
犬の必須アミノ酸は10種類
猫の必須アミノ酸は11種類
と言われています。
猫の必須アミノ酸は犬に比べて1種類多くなっていますが、その1種類にタウリンがあります。ちなみに人間の必須アミノ酸は9種類と言われています。
体にとって大切な蛋白質であるアミノ酸ですが、体調が良くない、特定の病気になっている子には反対に蛋白質の摂取を制限することが必要であり、特定のアミノ酸を食事からではなく、サプリメントなどで摂取することで体の維持をすることも必要となります。
では、どんな時に蛋白を積極的に摂取するのが良いのか?また控えるべきなのか?
次回お話をしていきたいと思っています。