今月の特集
2015.9「体をつくる栄養について…その2」
9月に入りました。あれだけ暑かった日は何処へ行ったのか?と思ってしまうような雨が毎日のように続き、洗濯物が乾かず困っていました。その雨の日々も終わり、ようやく秋空が見られる毎日になりましたね。
今月も「体をつくる栄養について」話をしていきたいと思います。
今回は体にとても大切な蛋白質について話をします。蛋白質は体をつくる元になる大切なものです。蛋白質は私たち人間も何気なく普段口にしている食べ物の中にたくさん含まれているのは良くご存知かと思います。もちろん、動物たちにも大切なものとなります。その蛋白質は大きく分けて動物性と植物性蛋白質に分けられます。動物性蛋白質は牛、豚、鶏、羊や魚肉、卵などに多く含まれています。植物性蛋白質は小麦、トウモロコシ、大豆などに含まれています。人間はこれらを毎食の食事に少しずつ分けて効率よく食べることで栄養バランスを満たすことが可能です。ですが、犬や猫たちはそうはいかず、人間と同じように少しずつ分けて食べたとしても効率よく栄養バランスが採れません。そこで毎日上手に摂取できる方法として総合栄養食としてのドッグフードやキャットフードが誕生し、バランス良く蛋白質を摂取することが可能となりました。
蛋白質はそのままの原料で食べたりするよりも加工することによって消化率が向上することが知られています。蛋白質の種類によっては消化率が9割以上も向上することがあるようです。
次回は「蛋白質その2」の話をしていきます。