今月の特集
2015.4「動物病院での健康診断とは?」
気候が良くなり、お出かけには気持ちのよい季節となりました。今月からワンちゃんだと狂犬病の予防接種、フィラリアやノミダニの予防で動物病院に行かれるご家族もいらっしゃるのではないでしょうか?
その際に
「一緒に健康診断はいかがでしょうか?」
というお話があるかもしれませんね。
その健康診断とはどんな内容なのか?何がわかるのか?
そんな話を今月、来月としたいと思います。
動物達の健康診断を考える時に人間の健康診断を連想するのが良いと思います。私も年に1回、健康診断を受けます。その際にどんな検査をするのか書き出してみます。
人間では
「体重、身長、体脂肪、問診、触診、視診、聴診、視力、聴力」
「血液検査、尿検査、胸部レントゲン、エコー検査、心電図」
更に
「内視鏡、バリウム造影、CT、MRI検査」
などがあります。
上記に挙げた検査は動物病院で気軽に出来る検査と出来ない検査があります。
また病院によっても出来る検査と出来ない検査があります。人間では簡単にできる検査も動物には簡単に出来ない検査があります。
そこで
「うちの子にはどんな健康診断が出来るのだろうか?」
と考えるご家族の方もいらっしゃると思います。
そんな時は
「年齢、性別、最近気になっていること」
などを考慮して健康診断を受けてみるのが良いかと思います。
病院によって動物の種類、年齢、性別などによって健康診断の内容を細かく分けているところもあります。
受信された病院で説明を獣医師から説明を受けて、自分の子に合った健康診断をしてみてはいかがでしょうか?
次回は「健康診断でわかる。わが子の身体の状態」について話をしていきます。