今月の特集
2014.5「子犬のしつけ」について
前回の特集では「褒める」ことの大切さを説明しました。褒めてしつけをする。
褒めて上手く従うようにするのが最終目標という話をしました。それが出来るようになるまで「ご褒美」を上手く使ってしつけをする必要があります。今回はしつけの際に使用する「ご褒美」はどんな物が良いのか?一緒に考えてみたいと思います。
この場で考える「ご褒美」はしつけの際に使用する食べ物であることが前提です。普段与えるオヤツとは別として考える必要があると思っています。つまり、しつけで使用する「ご褒美」はワンちゃんが「じっくり味わったり、時間をかけて食べる物ではいけないのです」何故かと言うと、短時間に集中してしつけの練習を行いたいので、命令に従い、直ぐに次の行動に移る必要があるからです。
ワンちゃんがもらって特別嬉しくて、直ぐに飲み込めることができる位の大きさの物を選ぶ必要があります。だからと言ってご褒美として特別に選ぶ必要もないと思っています。例えば、大好きなジャーキーなどがあればそれをあらかじめハサミなどで小さくカットして用意しておくと良いと思います。大きさの目安は「小指の爪」の大きさです。ドッグフードが好きであれば、その1粒をご褒美として使用することも良いと思います。用意したご褒美は小さな瓶などに入れて何時でも取り出せるように準備しておくと良いと思います。
何度も噛んで味わったり、おやつに夢中になって時間をかけて食べる物はしつけの練習には向きません。
★上記の写真のようにジャーキーなどを小さく切って準備しておくと良いと思います。
何事もそうだと思いますが、「継続は力なり」です。しつけの練習も毎日継続することが大切ですし、その際に使用する「ご褒美」も工夫して使用することでしつけが上手くでき、上達すると思います。是非、実践してみて下さい。