今月の特集
2014.4「子犬のしつけ」について
今月はとても大切な「褒める」ということについてお話していきます。褒めることによってワンちゃんとの絆を深め、より良い関係を築くことができるようになります。皆さんはワンちゃんを上手に褒めていますでしょうか?
褒め方について
しつけをする際に「褒める」ことはとても大切です。褒められて嫌な子はいないと思います。「褒める」と言っても褒めるタイミング、褒め方、褒め言葉などとても大切です。褒め方が上手な方ほどしつけが上手くいっているように感じることも多々あります。褒めるタイミングはこちらの命令に従った瞬間に褒めましょうとお話しています。そして褒め方や褒め言葉も統一しましょうともお話しています。皆さんのお話を聞いていると、実際にどのように褒めれば良いのか?タイミングはどうすれば良いのか?など様々苦労されている方が多くいらっしゃることがわかりました。
例えば、命令に従った場合多くの方が「ご褒美」を用意されていてその「ご褒美」を与えることに一生懸命になり、褒めることを忘れてしまったり、褒める言葉が二の次なっているようです。褒めることより、ご褒美を与えることが嬉しい、幸せだという方も多くいらっしゃいます。ですが、ワンちゃんにとって家族の方の「褒め言葉が最高のご褒美」になるようにすることが1番だと思います。
「良い子!良く出来たね!good dog」などなど褒める言葉は色々あります。
この褒め言葉も言葉の統一がとても大切ですし、ご褒美を与えた後に褒めても
ワンちゃんにとってはご褒美をもらえたらそれで満足をしてしまい、褒められることよりもご褒美をもらうために一生懸命命令に従うようになります。それではご褒美がなければ全く言うことを聞かなくなる可能性があるので、お勧めできません。ですので、ご褒美の前に必ず褒め言葉を言うことを忘れないで頂きたいのです。
例えば「良い子」と言ってご褒美であるオヤツを与えるというルールを忘れないでほしいのです。
「ご褒美を与えるとそれがないと命令に従わなくなるから良くない」
と言われるドッグトレーナーや訓練士の先生もいらっしゃいますが、僕はご褒美の与え方を工夫することによってしつけもコミュニケーションも上手くとれるようになると思っています。